①主にどんな役割を担っていますか?
②どんなやりがいを感じますか?
*演出助手
①稽古場の司令塔です。稽古場の進行や、環境管理を行います。また、演出家の意図をキャストやスタッフに伝えることも重要な仕事の一つです。
②常に稽古場で作品づくりを見守っているので、本番に向けてみんなで一つのものを創り上げていく感覚を肌で感じることができ、やりがいがあります。稽古で苦楽を共にした仲間が舞台上で輝いている姿は、とても感慨深いです。
*舞台監督
①舞台における何でも屋さんの役割を担い、演出家の意図に沿った舞台作りが“安全”でかつ円滑に進めていけるように、取りまとめ、マネジメントをします。また、公演中での特殊効果などのキュー進行、緊急時の判断などを行います。他にも、作品作品で使われる小道具の作成や、幕の介錯、スモークなどの特殊効果の操作などを担う仕事になっております。
②責任が大きい分、他部署などに頼ってもらえる時の喜びや、出演者のみなさまが安心して安全に本番までパフォーマンスをしているのが、舞監を信頼してくださっていると感じることができ、そこにやりがいがあるんじゃないかと思います。たくさん大変なこともありますが、我々が、安全で最高な舞台を作るために努力をするプロセスこそ舞台監督班のやりがいだと思います。
*照明
①照明デザインから照明器材の吊り込み、シュートと呼ばれる光の当たり合わせそしてシーン毎の明かり作りを行います。本番は、調光操作卓でシーン毎に明かりを変化させたり、特定の人物を目立たせたいときに使用するフォロースポットライトの操作、器材の色変えや舞台転換なども行います。これらの作業を行うために、特に重要なのは稽古を見に行くことです。
②活動を通して、技術面だけでなく人間性や感性を磨くために必要なことを学べるところにやりがいを感じます。明かりが完成するまでの作業は決して簡単なものではありませんが、自分たちの手で一から作業をして作り上げた明かりが完成した時の感動はとても大きいものです。稽古から本番まで作品に深く関わっているので、作品が完成していく流れを近くで見て学ぶことができるのも照明部の良さだと思います。
*装置
①舞台の大道具を作ることです。演劇公演ではその作品の舞台となるセットを、舞踊公演ではその作品のオブジェや実際にダンサーが使用する道具を作成します。木材や様々素材を測って切り出すところから始め、組み立て、色を塗り、仕込むところまで行っています。過去の作品では、スタジオの中に高級マンションの一室や森の中を作ったり、巨大な松明を作ったりしました。
②仕込んだときの達成感です。材の切り出しから作り始め、完成したパーツパーツを組み、自分の身長の何倍もの大きさの壁やセットを建て、何もなかった空間に1つの新しい空間を作り上げたときの達成感はこの部署だからこそ味わえるものだと思います。大変なこともありますが、メンバーみんなで話し合いながら、協力して製作していく過程はとても面白く楽しいです。
*音響
①主は音の編集や作成ですが、今回はミュージカルの為、どうマイクを仕込んで音を届けるかに重きを置いてプランを考えました。
②音は目に見えないため、その変化には気づきにくいです。しかし、その少しの違いで出演者が発する言葉や、作品に込められた想いの伝わり方が変わります。終演後にお客様が楽しそうに作品の話をしているのを聞くと、作品を伝えることができたのだと音響部としてやりがいを感じます。今回は無観客公演ですが、画面を超えて私達の想いが伝わるよう、精一杯頑張ります。
*衣裳
①各公演に合った衣裳のデザイン・作製を行なっています。
②衣裳は、役者が舞台に立つ上で欠かせないアイテムです。世界観を創る大きな一端を担っているという責任感はとても大きいです。しかし、衣装を身に付けることでさらに芝居に熱の入る役者の姿をみた時や、舞台が無事成功し、お客様に喜んでいただけた時には、非常に嬉しく、やりがいを感じます。
*映像
①今回はYouTubeの配信がメインとなり例年とは違う機材やソフトを使ってスタッフワークをしています。生配信をするにあたってミスやエラーは最も注意が必要なので映像班は確認作業を丁寧に行ったり自分の作成している物に対して責任感を持って行動しています。キャストやスタッフが作り上げた作品とお客様を繋ぐ役目として映像班一致団結して頑張ります。
②一番はお客さんの視界を任されている感覚です。今回の配信は無観客で行うので生で観劇する事ができるお客さんはいません。なので映像班が撮影しているのもが生配信という形でお客様に届いていると思うと、1つ1つのカットや空気感にやりがいを感じます。また配信という事で普段お客様に届かないバックステージやキャストの思いがまとまった企画などを考えている時もやりがいを感じています。
*制作
①主な役割は、情報発信やSNS運用などの広報活動、お客様からご予約いただくチケットの予約管理、その他にも予算管理などプロダクションがよりよく進行するように動くことです。また、今回は行えませんが本番当日にはロビーや客席でお客様をご案内する役割を担っています。それだけでなくそのロビー自体もどのような配置や表示をしたらより快適にお過ごしいただけるかを考えセッティングしています。
②SNSの投稿などでお客様や他のプロダクションメンバーから反応があると、しっかりと皆様に届いているのだと実感します。公演期間中もお客様と直接関わることができるので、開演前に楽しみにしてくださる姿や、終演後に劇場から笑顔で帰っていく姿を見るととても嬉しく思います。今回は感染拡大防止の観点からお客様を迎えることができませんがその中でも快適にご鑑賞いただけるよう努めてまいります。
*音楽
①生演奏で演劇に音をつける場合にのみ存在する部署です。主に劇中歌の伴奏や、BGM・効果音の演奏を行なっています。
②生演奏ならではの表現や音が持つエネルギーによって、シーンに花を添えられることは大きなやりがいの1つです。また今回は曲がもともと存在しているため、それをアレンジしてどのようにPA学科の『三文オペラ』にしていけるかを日々試行錯誤しています。
パフォーミング・アーツ学科 公演情報
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《お問い合わせ》
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科
TEL/FAX:042-739-8092(演劇研究室)
E-mail:pa-info@art.tamagawa.ac.jp
芸術学部公式HP:https://www.tamagawa.ac.jp/arts/
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