届け

＜作品紹介＞

そこに100人居たら100通りの素敵なアイディアがある。

しかし、実際に通るのは何通りだろうか…

0.0000000…1%でもいいから、みんなの、100通りのアイディアが合わされば

どれだけ素敵なモノができるだろうか。

私だって、みんなだってもっと良いアイディアを持っているのに、

どうして恐れてビクビクしてしまうの。強くなりたい。変わりたい。

みんなの想い、アイディアが１つになったら…

お願い、私の想いよ、どうか届いて、届け！

 

＜作品への意気込み＞

今までとは180度変わってしまったこの厳しい情勢の中で、どのような形であれ

この『Performing Body 2020』を公演できることに深く感謝をいたします。

そして、決して諦めることなく心の支えとなってくれた仲間、様々な環境に対応し私達が安心して

この日を迎えられるようご指導して下さった先生方に心より感謝申し上げます。

私の作品は、私自身が過去に経験して生まれた喜怒哀楽の感情からヒントを得て創作を致しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  自分の存在価値、人との繋がり、これからまた行動していく上で、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  あなたに勇気を与えることができたら幸いです。

 

振　付：4年 島田佳央梨

出演者：4年 島田佳央梨　高橋ちはる　

　　　　3年 田畑美織　中川晏奈　藤澤里音

　　　   2年 植田 円　蔵重舞香

KESHIGOMU 

＜作品紹介＞

消しゴムとは、正解を導き出すためにはなくてはならない存在。

書いては消し、書いては消しと繰り返すことで本当だと思うことを探し求める。

人は誰でも失敗したり、悩んだりする。そんな時、影で支え間違いを正してくれる人（消しゴム）が

いるからこそ、今の自分というものは存在している。

人もお互いに支えあいながらも、正しいと思うことは何なのか、美しいと思うことは何なのかを考え、生きてゆく。

 

＜作品への意気込み＞

これまでの16年間の学生生活、家族や友達や学校の先生など多くの人たちに支えていただき、

自分の好きなこと、自分のやりたいことすべてに挑戦できた人生でした。そんな中でこの詩に出会い、消しゴムのように間違いを正し、導き、影で支えてくださる方が周りにたくさんいたからこそ、今の

自分は成り立っていると改めて考えることができました。

私の学生生活で出会った全ての方へ感謝の思いが届いたら嬉しいです。これから先の人生においても、悩んでは消し、悩んでは消しと繰り返しながら、正しいと思う道を歩んでいきたいです。

 

振　付：4年 相田梨乃

出演者：4年 奥濱愛実　後藤修慈　小林郁也

   　　　　　服部紗季　水本壮一郎　宮崎紗奈子

   　　　3年 小鷹奈宝　杉山 奏　

　　　　2年 中村有沙

ほほえみと一粒の涙

＜作品紹介＞

この作品は、数々の傑作コメディ映画を作り上げ、“喜劇王”の異名をもつチャールズ・チャップリンの人生をモデルに創作をしております。笑いやユーモアの陰にある孤独さ、貧しい少年時代を生きた哀愁、社会風刺的な作品の数々に興味を持ち、創作を決めました。どんなことがあっても世界中の人々に笑いを届けた彼からのメッセージを、私なりに想像し、作品にします。

 

＜作品への意気込み＞

実在の人物をモデルとしているのが、この作品の特徴だと思います。私自身も出演者のひとりとして作品を踊らせていただきますので、チャップリンならではの世界観や、彼が生きた時代背景をしっかりと表現したいです。壮絶な人生を歩みながらも、チャップリンが人々に笑いを届け続けたのは、彼自身がエンターテイメントや笑いの力を信じていたからではないかと私は考えます。

“悲しい時や苦しい時のその瞬間を人は必ず乗り越えられる。そして最後はきっと、笑える日がくる。”

という、希望ある作品にしたいです。

 

　　　　　　　　　　　　　　                                                                            

振　付：4年 宮崎紗奈子

出演者：4年 後藤修慈　佐々木映海　坪井 凜　宮崎紗奈子　

　　　　3年 奥岡奈楠子　

　　　　2年 熊野楓香　若尾美海